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出典: 物産展ペディア

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目次

物産展ペディアの目的

2005年、物産展業界に激震が走りました。テレビのニュース番組の報道がきっかけでした。百貨店北海道物産展に出展している出展者には、実は北海道の会社でなかった、あるいは販売しているものが実は北海道のものではなかった、あるいはその両方だったという出展者がいるという内容でした。
実際物産展業界にはそのような出展者がいる部分もありました。製造だけで手一杯で物産展には出て行けない現地のメーカー、商品は欲しいけど販売する要員もノウハウも持たない百貨店にとって必要悪として販売代行者(社)は存在してきました。それがいつしか拡大解釈されていわゆる催事専門業者催事屋)の台頭を許すことになったのが物産展業界の裏歴史です。
これを契機に百貨店も事前の審査などの基準を強めるなど自浄作用が働き、業界全体としてかなり状況が改善しました。しかしあれから5年近く経過し、「喉元過ぎれば…」ではないですがまた元に戻りつつあるようです。やはり業者と結託するバイヤーなどはまだ多くが現役であり、揺り戻しがあっても不思議ではない状況なのです。
もちろんすべての百貨店が意図的にそのような業者を出展させてきたわけではありません。所在地や商品などを巧みに偽装した業者に騙されてきたバイヤーも多くいます。しかしそれは悪質性はないにせよ勉強不足、調査不足という点では結果責任は負わねばなりません。
他方、顧客の物産展に対する信用はこの報道で失墜しました。百貨店のブランドで無条件に物産展を信頼していた顧客も半信半疑で物産展を利用するようになったように思われます。ちょうどこの前後に大手乳業メーカーや菓子メーカー、そして物産展に出展している有名ブランドも含めてさまざまな品質にかかわる不祥事もあり、食全体への不信感が増した時期でした。
おそらく物産展の原点は崇高な理念に支えられていたと思います。顧客に良いものを知って欲しい、地域の振興に貢献したい…現状を鑑みて、もう一度原点に戻り、物産展業界の健全な発展、顧客の信頼回復を図るため、広く一般に物産展の情報、知見などを公開することとしました。ぜひご活用いただき物産展をもっと利用したり、発展させたりすることに繋げていただければ幸甚に存じます。

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